星野奏子のサイト

Lyric

『妖』歌詞

Compose: Lazy_noid
Arrange: Lazy_noid
Lyrics: Lazy_noid

 

奪い合う 運命(さだめ)が血走る
天はまた 暗く黒い 涙流し
まるで あの世の影へ誘うように
列なし 戻れない道を往く 

欲望に飼われて
咎の面をかぶる
乗り移るは 醜き怨み

ふるいかざす刃が
罪深きを創る
我を忘れ 憎しみに 溺れては 消えてゆく
たがためだと正義を
暴れ謳う様は
姿 化けた妖か
自我は密かな物語
触れた先は 行方知れず

己にも眠る心性(こころさが)
気づかずに 抱え背負い
囚われてく
隠そうとしまい込む 歪んだ声を
どこかで しならせる愚か者

いただきの争い
奢る 末は たたり
返り呪い あびる日を見る

ふるいかざす刃は
罪深きを示す
我だ我だ 喚く声 孤独への 地獄絵図
世のためだと正義を
押し付け合う様は
人を叩く妖か
自我の目醒めは難儀あり
祈りすがりて 清め待つ 

ふるいかざす刃は
罪深きの証
我を忘れ 憎しみに 溺れては 消えてゆく
たかり 纏う 姿は
成れの果ての終わり
闇へ来いと操られ
自我が爆ぜる 時を告げる
誰のそれも行方知らず