星野奏子のサイト

Lyric

『Permafrost』歌詞

「Permafrost」

木枯らしに吹かれながら
冬の音が聞こえる
落ちてしまう木の葉は
叶わぬ願いのようで
満たされぬ心 ばかり
ぶつけて傷付けた
奇跡の中 出会えたはずなのに
気づけば自分のことばかりで
ほころびさえ気付かなくて
背中合わせで眠るの
この夜は長くて

凍てついた夢の欠片
何度でも 拾い暖めた
暗闇の向こうで 温もりを探して目を開けた 
通り雨に似た季節を
待ちわびる蕾をもう一度
二人で見上げたら
あの日の絆が息を吹き返す時は来るの? 

同じ時 笑いながら 夢を語り合った
今も記憶の中で
光る灯火のようで
掴めると信じていた
あの頃が眩しい
邪魔なプライドはもういらなくて
相手は自分を映す鏡
いつもため息ついていたね
近くにいても遠くに どこかいるようで

手放せば分かり合えた?
都合よく並べた言い訳
自分を守るため 揺るがない 答えが欲しかった
通りすぎてゆく季節を
待ちわびる蕾をもう一度
二人で見上げたら
あの日の気持ちが笑顔取り戻す時が来るの?

凍てついた夢の欠片
何度でも 拾い暖めた
暗闇の向こうで 温もりは消えそうに儚い それでも

永遠の夢の中で
投げかけた 言葉が掠れる
雪解けの涙は 切なさを拭うため溢れた

通り雨に似た季節を
待ちわびる蕾をもう一度
二人で見上げたら
あの日の絆が息を吹き返す時は来るの?